機械部品の不具合の減少や製品に最適な性能を実現する熱処理・表面処理方法の技術指導など、調査・確性試験の結果、機械部品の不具合対策として、高周波誘導加熱による部分焼き戻し、高周波焼入れによる部分強化・品質の安定化、焼入れ・焼き戻し製品にさらにプラズマ窒化処理を施して耐磨耗性を向上させ、また無歪化による耐寿命性の向上などの技術指導を行ってきました。平成21年度のその件数は17件、担当者のこのための対応時間は5.7%です。
一方新規開発品に対して、素材選択から表面改質までの工程指導、及び製品に適する表面処理の実施、確性試験を随時行ない、より完成度の高い製法を提案しています。
また、原子力関連装置部品の長期安定化のためのプラズマ窒化処理、焼入れ後のプラズマ窒化処理の実施による高品質部品供給支援など。平成21年度に計11件、担当者の使用時間割合は19.8%でした。
相談等の依頼はこれまでの関連企業からのものが多数ではあるが、平成21年度では本技術指導相談対応17件のうち2件は新規の依頼でした。
当該相談、助言には技術レベルが高く、経験の豊富な加工研究部の工場長や研究部の研究員が対応しています。
外部からの正式の依頼があるものについては対象に区別、差別は全くありません。前項にも述べたように一つひとつの案件はノウハウをもたらすものではありますが、それらは必ずしも学術論文となるほど大きな学術成果とはなり難いので公表はしていません。ただそれらのノウハウは、後の技術相談に対してすべて生かされています。
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