熱処理設備・測定観察分析装置

高周波熱処理設備/6基

被処理品の形状寸法・硬化仕様に対して、蓄積されたデータ、経験も加えて使用電源・焼入機、加熱コイル、冷却ジャケットを選定し、焼入方式、段取りを決定します。

  • 電源周波数:50~200kHz
  • 電源出力:50~100kW
  • 電源種類(ネツレン製):トランジスタインンバータ方式、電子管式(高目の周波数)
  • 焼入機・加熱コイル:移動式、一発(静止)式

プラズマ窒化設備/4基

  • 炉体の有効処理寸法:直径500mm×高さ1000mm~680mm×1800mmの4種類
  • 処理可能部品重量:超小型~大型500kg(被処理品情報を元にご相談)

一般熱処理設備

  • 大気加熱炉/6基、雰囲気炉(1基)、真空高温炉(1基)

主な測定観察分析装置

  • 硬さ試験(試験機:ビッカースおよびマイクロビッカース硬さ、ロックウェル硬さ、ショア硬さ)
  • 組織観察(実体顕微鏡、光学式金属顕微鏡)
  • 残留応力測定(X線回折装置)
  • その他(必要に応じて、応研所内および協力企業にて実施)
    • 化学成分分析(ICP発光分光分析/協力企業)
    • 表面粗さ測定・形状測定(非接触3次元寸法測定装置)
    • 元素分布分析(EPMA:電子線マイクロアナライザー/協力企業)
    • 破面解析(FE-SEM:電界放射型走査型電子顕微鏡/協力企業)
    • 超多点自動マイクロビッカース硬さ測定装置(応研独自開発)
    • “Total Materia”(世界で最も広範囲な材料データベース。金属材料、ポリマー等)